BSch3Vの編集メニューへ
パーツのアトリビュートの変更
配置した部品をセレクタツールで単独で選択すると、メニューの[編集]→[アトリビュート]でパーツのアトリビュートダイアログが現れて、属性の変更ができるようになります。
- 番号
部品番号です。BSch3Vだけを使う場合にはここに何を入れても、空白でもかまいませんが、部品リスト作成ソフトや、ネットリスト作成ソフトを使う場合には設定してください。ただし、水魚堂のネットリスト作成ソフトを使う場合、VCC
/GND /VEEなどに使う電源シンボルについては、ここを空白にします。詳しくはネットリスト作成ソフトの添付文書をご覧ください。
部品番号は、"英字文字列+数字文字列"で構成することを推奨します。
部品番号振り付けソフトのNUT3Wを使うと、数字文字列の部分を自動で設定することができます。
- 値または名前
部品名です。半導体類なら名前、抵抗やコンデンサなら静電容量などを書き込むことになるでしょう。
BSch3Vだけを使う場合にはここに何を入れても、空白でもかまいません。
部品リスト作成ソフトを使う場合は、必ず部品名を設定してください。
水魚堂のネットリスト作成ソフトを使う場合、VCC /GND /VEEなどの電源シンボルについては、ここに電圧など、電源の属性を記入します。
- 使用ブロック
部品によっては、ひとつのパッケージに複数の同一機能ブロックが含まれているものがあります。例えば標準ロジックICの7400や、上の例のオペアンプなどです。複数の同一機能ブロックを持つものの場合、いくつめのブロックを使うのか設定することができます。ここの値を変更すると、右のピン番号が該当するブロックのものに変わります。
一般的な抵抗や、コンデンサ、トランジスタなどでは、ここは1以外に設定できません。
- 製造者、製造者型式、パッケージ、ノート
ここは空欄でもかまいません。ここの情報はPL3Wで部品リストを出力する際に出力できます。
パッケージ情報は、NL3Wでネットリストを作成するときにも使われます。
ノートはメモ書きにも使えるでしょう。
- LCoVで編集
ライブラリエディタ LCoVの実行ファイル(lcov.exe)を、BSch3Vの実行ファイル(bsch3v.exe)と同じフォルダに入れておくと、このボタンが有効になります。
このボタンを押すと、その部品の部品情報(部品の図案や、ピン名など)を編集することができます。
ワンチップマイコンやFPGAのマルチファンクションのピンのピン名を変更する場合にも使えるでしょう。
**部品情報の編集は、現在選択している部品だけに反映されます**
- 部品情報の置換
このボタンを押すと、部品配置のときに使う パーツの選択 ダイアログが現れます。そのダイアログで選んだ部品に部品情報を差し替えることができます。
**部品情報の置換は、現在選択している部品だけに反映されます**