LCo 0.23を使ったライブラリの作り方

Q&Aの目次に戻る

  • このページはLCo 0.23 に付属のチュートリアルと同じものです

LCoによるライブラリの作成

 2002/05

(c) Copyright OKADA Hitoshi(Suigyodo), 2002

1. LCoの起動画面


 
 

2. ビットパターンの描画

下の例のように、ビットパターンを持つ部品を作る場合には、あらかじめビットパターンを描画する必要があります。
もしもビットパターンを持たずに、四角い枠線とピンだけの部品を作るのであれば 3.ピンの定義 へ飛んでください。


2-1. パターンエディットウインドウの起動

[パターン] メニューの [パターンの編集] をクリックすると、[パターンの編集] ウインドウが現れます。

.
 
 

2-2. パターンの新規作成

[編集] メニューの[新しいパターン] をクリックすると、次のようなダイアログが現れます。

新しく作るパターンの名前を入力します。これでOKをクリックすると、2グリッド×2グリッドの新しいパターンが編集できる状態になります。
 

2-3. パターンサイズの設定

次に、[編集] メニューの [パターンサイズの変更] をクリックして、新しいパターンのサイズを希望するグリッドサイズに変更します。


 

2-4. パターンの描画

 フリーハンド、直線描画、楕円描画のツールのほか、矩形で選択して、移動や切り貼りを行うことができます。
 フリーハンド、直線描画、楕円描画ツールのときには、左ボタンで描画、右ボタンで消去になります。

  パターンの編集が終わったら、ウインドウを閉じてください。このときには、ファイルに保存する手続きは発生しません。
 

3. ピンの定義

3-1. 新しい部品の作成

[編集]メニューの[新しい部品]をクリックすると次のようなダイアログが現れます。

新しく作る部品の名前を入力してください。OKボタンを押すと、2グリッド×2グリッドの新しい部品が編集できる状態になります。
 

3-2. 部品のアトリビュートの設定

[編集]メニューの[アトリビュート]をクリックすると次のようなダイアログが現れます。

[X],[Y] -- 部品のサイズ
[ブロック] -- 1パッケージあたりに含まれる同一ブロックの数
[パターンの使用] -- 図柄を使う場合はチェックします。チェックするとその下にリストされた既製パターンを選択できるようになります。

3-3. ピンの定義


 

  1. ピンの先端部分をクリックすると、四角のマークが移動してそのピンを編集できるようになります。
  2. ピンの種類を選択したら、名前、番号を入力します。ピンの名前では、文字の前に \ をつけると、上線付き文字になります。
  3. 入力が終わったら[ピンの更新]ボタンを押してください。変更が部品に反映されます。

  4.  
5. ファイルへの保存

  部品の作成が終わったら、[ファイル]メニューから、[名前を付けて保存] (既存のファイルを編集したときには [保存] )を選んで、保存してください。

Q&Aの目次に戻る