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作図のガイドライン
Minimal Board Editor で作図するときのガイドラインです。
このガイドラインは、プログラムのバージョンアップによって変更する場合があります。
- プリント基板作図は図面原点よりも右上に行う
作図を図面原点(グリッド原点ではありません)よりも下、または左に行うと正しいガーバーデータ出力ができません。
X座標、Y座標0の位置にLineの端点を置くことは問題にはなりません。
部品ライブラリを作る場合など、ガーバーデータ出力を意図しない作図であれば、配置は自由です。
- Text、Holeを電気的配線に用いない
- Arcを電気的配線に用いるのは非推奨
CMPレイヤー(部品面)、L2、L3、SOLレイヤー(半田面)にText、Arcを配置すると、それらは基板にしたときに銅箔として残ります。電気的にはこれらに配線を通すことも可能ですが、作図においてはTextは他の電気的配線から離してください。Arcは、Version
0.44以降では円弧の端点十字マークで接続するとネットとして認識しますが、移動などの操作で端点が外れやすく、電気的な接続には積極的にお奨めしません。
また、LineをHoleで断ち切るような配置を行わないでください。
下図はこの項の配線の例です。一番下の例は、1本のラインの途中にHoleを置いたものです。
- 電気的接続は端点十字マークで行う
Line同士の交差、T字接続、LineとPTH、LineとPadの接続は、Lineの端点を使ってください。
下図左が正しくない接続、右が正しい接続です。
正しく接続できているかどうかは、接続チェックツールで確認できます。