タイミングチャートを回路図に書き込む
回路図にタイミングチャートを書き込みたいことがあります。
そういう場合には、タイミングチャート用の部品を使うと便利です。
ライブラリは信号が遷移する部分だけのものを用意しておき、あとはワイヤーで接続します。
上の例では、タイミングチャートの罫線(?)を破線と矢印付きエッジ部品で書いて、それを別レイヤーに移しています。こうしておくと、信号のチャートをドラッグツールで選択する場合に、誤って罫線が選択されることがありません。
エッジを表現する部品には、ゼロ長ピンを配置しておきます。
そうすることで、エッジ部品をドラッグツールで選択するだけで、接続したワイヤーも一緒についてきます。
また、BSch3V Ver. 0.46以降のドラッグ選択のルールにより、部品のピンを突き合せた状態で配置してから、ドラッグで引き離すだけで自動的に接続ワイヤーも配置されます。
タイミングチャートが完成したら、別レイヤーに置いていた罫線を他の部品ワイヤーと同じレイヤーに移し、チャート全体を選択してEMFコピーすればMS-Officeに貼り付けることができます。
タイミングチャートぐらいならVISIOで描けばいいじゃないか、と思われるかもしれません。
でも、VISIO持ってないんです、私。
タイミングチャート用部品とサンプルデータ(tchart.lzh 2,861bytes)のダウンロード
(このサンプルはBSch3V 0.43以降が必要です)