NUT3W (部品番号振り付けソフト)の使い方


NUT3WはBSch3Vの回路図の部品の参照番号を自動的に設定するためのソフトウェアです。

操作
番号振り付けの規則
コマンドライン書式


操作

  1. NUT3Wを起動して、入力ファイルを選択します。
    入力ファイルの選択には次の2とおりの方法があります。


  2. オプションの設定を行います
  3. 実行ボタンをクリックします。

番号振り付けの規則

  1. BSch3Vの部品のプロパティで、部品番号に有効なプリフィックス(部品番号が英字文字列で始まっている)を含む部品だけが処理の対象になります。
  2. ライブラリからの呼び出し名が4文字以上で、"VCC", "VEE", "VDD", "VSS"or "GND" で始まっていて、上記1に該当する部品は部品の電源シンボルとみなされます。たとえば、LOGIC74ライブラリのVCC14Pがこれにあたります。
    電源シンボルと、非電源シンボルが同じ部品番号プリフィックスと、部品名になっている場合、ひとつまたは複数の非電源シンボルに対し、ひとつの電源シンボルに同じサフィックスを設定します。

コマンドライン書式

コマンドプロンプトから起動する際の書式です。BSch3Vの拡張命令で使う場合にも適用されます。
nut3w filename1 [filename2...] [-I initval] [-S stepval] [-A] [-F]
filename1 filename2... 入力ファイル名。複数指定できます。
-I initval 番号の初期値。initvalは10進数の1~1000。デフォルトは1。
Iとinitvalの数値の間にはスペースが必要です。
-S stepval 番号のステップ値。stepvalは10進数の1~20。デフォルトは1。
Sとstepvalの数値の間にはスペースが必要です。
-A 位置で番号振りなおし。
-F 実行してすぐに終了。終了メッセージも出力しません。