パターンを使う部品の作り方 ビットパターンの作成
このサンプルで作成したパターンはベクトルパターンです。
BSch3Vではベクトルパターンがあれば、ビットパターンは必要ではありません。しかし、LCoVで作成したライブラリや、BSch3Vで作成した回路図をBSch3やQt-BSchで読む場合にはビットパターンが必要になります。
LCoVは、ビットパターンを直接編集することはできません。
ビットパターン生成コマンドを実行することで、ベクトルデータからビットパターンを半自動で作成します。
なお、部品のプロパティでビットパターンなしにチェックを入れていない場合は、このコマンドを実行しなくても、空白のビットパターンがライブラリファイルに出力されます。つまり、このコマンドを実行しなかったからといって、ライブラリのファイルサイズを節約することはできません。
ビットパターンの最大サイズは501×501ピクセル(50×50グリッド)です。これを超えるサイズのパターンの場合、左上から501ピクセルぶんまでがビットパターンになります。
メニューから[ツール]→[ビットパターンの作成]を選びます。
次のようなメッセージが現れます。
古いビットパターンを維持する必要がなければ、OKを押してください。
表示を拡大してみると、背景に生成されたビットパターンが水色で表示されているのがわかります。