BSch3Vのツールメニュー
セレクタ | 図面要素を選択するためのツールです。 セレクタとドラッグの使い分けについては詳細をご覧ください。 |
詳細 | |
ドラッグ | |||
パーツ | 登録されたライブラリの部品を配置します。 | 詳細 | |
バス | ネットリスト作成ソフトNL3Wは、 これを無視します。 |
アドレスバスやデータバスなどの複数の線をまとめたバス線を表わす太い線を配置します。 |
詳細 |
ワイヤー | パーツの端子と端子を結ぶ線を配置します。 ダブルクリックで接合点の配置ができます。 |
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接合点 | ワイヤーやパーツの端子の接合を表現します。 | ||
バスエントリー | ネットリスト作成ソフトNL3Wは、 これを無視します。 |
バス線からバス線を引き出す際の表現に使います。 |
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ワイヤーエントリー | ネットリスト作成ソフトNL3Wは、 これを無視します。 |
バス線からワイヤーを引き出す際の表現に使います。 斜めのワイヤーを引く目的で使わないでください。斜めのワイヤーは、いったんワイヤーを配置したあとでドラッグツールを使います。 |
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タグ | ワイヤーや部品端子にこれを接続すると、それらに信号名を付与します。 | ||
ラベル | ワイヤーにこれを配置すると、信号名を付与します。 | ||
破線 (Version 0.68から装飾線) |
装飾系オブジェクト ネットリスト作成ソフトNL3Wは、 これを無視します。 |
シールドの表現や回路図の説明を行うための線を配置します。 Version 0.68から装飾線になり、矢印のマークを付けたり、線種を選んだり、ベジェ曲線にしたりできます。 実線にもできますが、くれぐれも装飾線をワイヤーの代わりに使わないようにしてください。 。 |
曲線の詳細 |
マーカーライン | 蛍光ペン。 ドラッグせずにクリックすると、それ以降配置するマーカーラインの太さと色を設定できます。 |
詳細 | |
コメント | 説明に使う文字列を配置します。 |
詳細 | |
オブジェクトフィルタを使う | セレクタツールで選択しないオブジェクトを指定できます。 オブジェクトの種類のアイコンを配置したダイアログが現れます。 アイコンをクリックして×マークを付けると、そのオブジェクトは選択されません。 ダイアログが出ている間だけ、フィルタが有効になります。 |
※Version 0.68.10以降でツールメニューの並び順が変わりました。
線データは、左ボタンを押下したままドラッグすることで配置できます。
破線(装飾線)とマーカーラインは1回の操作で1本の線を配置しますが、バスとワイヤーは、1回の操作で水平線と垂直線の2本の線を配置します。
上はワイヤー配置の例です。
始点で左ボタンを押下して、
・最初に水平方向に動かすと[水平]→[垂直]の組み合わせになります(左図)
・最初に垂直方向に動かすと[垂直]→[水平]の組み合わせになります(右図)
いったん、[水平]→[垂直]で配線を始めてから、途中で[垂直]→[水平]にしたくなった場合は、いったん始点までカーソルを戻し、始点からカーソルを垂直に動かしてください。
Version 0.68.10以降でスペースキーをたたくことで、[垂直][水平]の順を変更できるようになりました。
Version 0.68.10以降で、ドラッグではなく、クリックで始点、クリックで終点という操作でも配置できるようになりました。設定メニューの「クリック-クリックでラインの配置」をチェックしてください。
斜めのバス、ワイヤーにしたいときは、いったん垂直と水平(または水平と垂直)で配置してからドラッグツールを使って変形してください。
もともと、Kato Kensakuさんが作られていたオリジナルバージョンのBSch3Vに素線として実装されていた機能です。
マーカーラインは、モノクロ印刷指定でもカラーで出力します。
- マーカーラインツールを選択したら、破線と同じようにドラッグで配置できます。(設定メニューの「クリック-クリックでラインの配置」をチェックしていると、クリックで始点、クリックで終点となります)
- マーカーラインツールのときにドラッグせずに図面エリアで左クリックすると、線幅と色の設定ができます。
- セレクタツールで選択してアトリビュートを選ぶと、線幅と色の変更ができます。
- ドラッグツールで端点をクリックすると、他の線と同じように変形移動ができます。
「幅の設定を有効にする」にチェックを入れると、「文字列の幅」で指定したサイズで折り返します。
「タグによる修飾を有効にする」にチェックを入れると、HTMLふうのタグを使ってコメントに修飾を付けることができます。次のようなタグ表現をサポートしています。
タグ 動作 例 <B>~</B> ボールド <B>太字</B> <I>~</I> イタリック <I>斜体</I> <O>~</O> 上線 WR/<O>RD</O> <U>~</U> 下線 ここは<U>要調整</U>です <SUP>~</SUP> 上付き文字 1.53×10<SUP>-3</SUP> <SUB>~</SUB> 下付き文字 V<SUB>BE</SUB> <FONT name>~</FONT> フォント指定 <FONT MS ゴシック>ここはMS ゴシック</FONT>
タグによる修飾が有効なときは、特殊文字表現を使って、次のような文字、文字列をコメントに表示できます。
特殊文字表現 表示される文字 < < > > & & " " &DocPath; (Version 0.81.03以降) ドキュメントのフルパス &DocFileName; (Version 0.81.03以降) ドキュメントのファイル名(拡張子を含まない) &SaveTime; (Version 0.81.03以降) ドキュメントファイルの保存日時 &SaveDate; (Version 0.81.03以降) ドキュメントファイルの保存日 &PrintTime; (Version 0.81.03以降) 印刷開始日時
- 印刷時のみ有効
- 印刷プレビューの状態から印刷を実行したときはプレビュー開始時の日時になります。
&Page; (Version 0.84.01以降) CE3ファイルのSHEETINFOのページ番号 &Pages; (Version 0.84.01以降) CE3ファイルのSHEETINFOのページ全体数
タグによる修飾を使うかどうかで次のような違いが発生します。
タグによる修飾なし タグによる修飾あり コメントダイアログのフォントの設定での修飾(ボールドやイタリック) 有効 無視される 幅の設定を有効にしたときの折り返し 折り返し可能な文字や空白で、幅設定を超えないように折り返す。 幅設定を超えたあとの、最初の折り返し可能な文字や空白で折り返す。
同梱しているサンプルの「コメントサンプル.CE3」も併せてご覧下さい。